分析マニアになっても仕方がないのですが・・・これだけは覚えよう。Googleアナリティクスの基本用語「20」
Googleアナリティクスをもっと覚えたいというあなたのために、「基本用語」20個に絞って説明しています。
あなたの会社のGoogleアナリティクスを確認しながら読んでください。
セッション・ユーザー・ページビューについて
セッション
- 30分以内に、ユーザーが次の行動を起こず止まっていた場合は「離脱」とみなされる
- ページを開いたまま30分以上放置→セッションは終了(セッション数は1)
- 別のホームページに移動した後、30分以内にあなたのホームページに戻ってきた場合→セッションが継続(セッション数=1のまま)
- 別のホームページに移動した後、30分以上経った後にあなたのホームページに戻ってきた場合→(セッション=2)
- Aさん、Bさん、Cさんがあなたのホームページを訪問した場合(セッション=3)
ユーザー
どのくらいの人数があなたのホームページを利用しているかを測る数値となります。
ユニークユーザー(UU)とも呼ばれることがあります。
- 別の人があなたのホームページを訪問しない限り、ユーザー数は増えない。
- Aさんが別のホームページに移動した後、30分以上経った後にあなたのホームページに戻ってきた場合→(ユーザー=1)
- Aさん、Bさん、Cさんがあなたのサイトを訪問した場合→(ユーザー=3)
- Aさん、Bさん(PC)、Bさん(スマホ)があなたのホームページを訪問した場合→(ユーザー=3)
ページビュー
PVと表現される場合があります。
その他の基本用語
ページ/セッション
ページビュー数をセッション数で割った数字
例えば、20ページビューでセッション数が5だとすると、ページ/セッションは「4」となります。
1回の訪問で平均4ページ見られているという指標となります。
(あくまでも平均です)
平均セッション時間
あなたのホームページに訪問した人が、どのくらいの時間滞在していたかを測る数値です。
(あくまでも平均です)
平均滞在時間と呼ばれることもあります。
直帰率
あなたのホームページに訪れましたが、1ページだけ見てすぐ立ち去ってしまった割合です。
1ページしか見てないけど、10分見てくれたユーザーも「直帰」に入ってします。
詳細な分析をする時は、滞在時間と合わせて調査をすることをオススメします。
新規セッション率
対象期間内で、あなたのホームページに初めて訪れたユーザーの割合です。
全体で100人のユーザーが訪問し、60人が初めて訪問したユーザーの場合、この新規セッション率は、60%となります。
New Visiter と表記される場合もあります。
Returning Visiter(再訪問)
対象期間内に、あなたのホームページを2回以上訪れたユーザーの割合です。
リアルタイム分析
今、この瞬間に、あなたのホームページを訪れているユーザーのアクセス数を調べることができる機能です。
先日、大垣市のお客さんがテレビに出演した時、このリアルタイム分析を見てその上昇っぷりに驚いていました。
トラフィック
あなたのホームページに訪れたユーザーが、「どこからやって来たのか」を確認する項目です。
GoogleやYahoo!で検索して来たのか、twitterなどのSNSから来たのか、お金を払っている広告から来たのかなどを調べることができます。
有料でバナー広告を出しているホームページから「本当にアクセスがあるのか」なんてことを調べる時に便利です。
コンバージョン
設定した目標をクリアしたユーザーのことです。
お問い合わせ完了、資料請求完了、登録完了などの画面が表示されると1カウントされます。
CVとかCV数と表記されることがあります。
参照元
あなたのホームページを訪れる1つ前に見ていたホームページのことです。
Organic Search(自然検索)
GoogleやYahoo!などの検索エンジンからのアクセスをこのように呼びます。
Social
ソーシャルメディアのことです。Googleアナリティクスでは、Facebook・Twitter・Instagramなどが定義されています。
Referral
参照元と似ていますが、参照元から「Social」を省いたデータとなります。
Direct
あなたのホームページに直接やって来たアクセスのことを指します。(参照元がない)
例えば、お気に入り登録からのアクセス、メールの署名からのアクセス、URLを直接入力した、エクセルなどに書かれたURLから訪問した、などが考えられます。
ブラウザ
インターネットを見るためのソフトです。
ユーザーの好み、パソコンの設定にもよりますが、Microsoft Edge、Firefox、Google Chrome、InternetExploerなどがあります。
デバイス
あなたのホームページに訪れたユーザーが使っている端末のことです。
Desktop(パソコン)、mobile(スマホ)、tablet(タブレット)などを調べることができます。
機種名まで分かってしまう場合もあります。
not provided
以前までは「どんな検索キーワードを使って訪問したのか」というデータを確認することができましたが、Googleのプライバシー保護の観点から現在はほぼ確認することができません。
それを示す時は、not provided と表記されるので覚えておいてください。