Googleマイビジネス活用方法-飲食業向け
Googleマイビジネスの使い方は皆さん同じですが、業種別で様々な活用方法があります。
製造業・飲食業・建設業・小売販売業など様々な業種で活用することができますが、今回は「飲食業」の方にご参考いただきたい活用方法をご紹介します。
【Googleマイビジネス関連の過去の投稿】
Googleマイビジネスとは:https://bit.ly/2YlAyts
Googleマイビジネスの使い方①:https://bit.ly/3psm5aW
Googleマイビジネスの使い方②:https://bit.ly/2Maalvq
インサイトの使い方:https://bit.ly/2NJQVht
基本的な情報
- 店舗名
- 住所
- 業種
- 営業時間
- 電話番号
- ホームページURL(あれば)
こちらは、業種にかかわらず入力いただきたい項目です。
これがないとGoogleマップで検索されなかったり、お店の存在自体把握されないので必ず入力しましょう。
写真
料理やメニュー
料理の写真は絶対に必要です。
ユーザーはどんな料理が提供されるのか一番気になります。
店舗名や業種である程度予想はつくかもしれませんが、店舗のイチオシメニューや細かい料理の種類などは判断できません。
例えば、一概に「豚骨ラーメンの店」と分かっても「博多ラーメン」なのか「家系ラーメン」なのか、もしかすると「二郎系ラーメン」かもしれません
どういう系統のお店なのかユーザーに伝えるためにも、なるべく綺麗な料理の写真を登録しましょう。
博多ラーメン:豚骨を長時間煮込んだ白濁スープが特徴的で、極細麺を合わせます。
家系ラーメン:濃厚な豚骨醤油スープに太麺の組み合わせで、ほうれん草・海苔3枚・チャーシューが、基本トッピングです。
二郎系ラーメン:高く盛られたもやしとキャベツ、「ぶた」と呼ばれるチャーシューは麺を隠して見えなくするほどです。こってりと濃厚な豚骨スープに、極太の平打ち麺がよく絡みます。
店内の写真
店内がどのような様子か分かる写真を掲載しましょう。
カウンターは何席か、テーブル席の卓数などは、事前にユーザーが知っていることで店舗の規模感を伝え、トラブルを回避することもできます。
例えば、個人経営の小さなお店に何十人もの来店があったらオーナーも困りますし、来店したユーザーも別の店を探す手間になってしまいます。
また、ユーザーの大切な時間を奪わないためにも重要になります。
カップルのデートや目上の方との会食などで利用された際「いざ店内に入ると思っていた雰囲気と違う」と感じられてしまうと、気持ちよく食事を楽しんでいただけません。
お店の規模や雰囲気を伝える為にも店内がどのようになっているか、1枚は必ず写真を登録しましょう。
店外の写真
店舗の外観写真は店の雰囲気を伝えるだけでなく、すべてのユーザーに来店いただくためのキーポイントとなります。
車いすを利用されているユーザーが店舗に出向いた際、階段を上がらなければ入店できないことが分かると、その場で他の店を探さないといけません。
店舗側もユーザーを逃してしまいますし、ユーザー側も店舗に対して嫌悪感を抱いてしまいます。
バリアフリーか否かという部分は、実際に来店した人やオーナーでしか分からない可能性がある為、情報共有のために登録しましょう。
ユーザーがお店を探す際はGoogleマップを利用します。
ストリートビューを利用するユーザーも多いですが、店舗が裏道に面している場合、ストリートビュー機能が使えない場合があります。
そういった場合でも店舗の外観が分かるように、外から撮影した店舗の全体写真を1枚登録しておきましょう。
Google マップが提供するストリートビューは、私たちを取り巻く世界を Google マップ上で仮想的に表したもので、数百万ものパノラマ画像から構成されています。
https://www.google.co.jp/intl/ja/streetview/
スタッフの写真
個人経営の飲食店は特に、料理をどういう人が作っているのか・誰が提供しているのか気になる方が多くいらっしゃいます。
特に、地域に根付いた経営をされている場合・地産地消をコンセプトに料理を提供している場合などは、ユーザーや取引先と親睦を深める為にも重要になります。
最近では「この食材は私が作りました」とのポップと一緒に農家の方の名前や顔写真が紹介されているスーパーマーケットも多くありますね。
ユーザーに安心していただくためにも、せめて店長の写真は1枚登録しましょう。
営業時間について
現在、コロナウイルスの影響で時短要請を迫られている飲食店の方々が多いです。ユーザーは外食をする際、今店舗が営業しているか非常に気になります。
Googleマイビジネスでは「営業中」「営業時間外」や、営業時間を変更することができるため、もし営業時間を短縮する場合は、ユーザーに間違った情報を伝えないよう、しっかり更新しましょう。
提供するサービスについて
「イートイン」「テイクアウト」「宅配」などのサービスを表示させることもできます。
現在は入店しなくても注文出来たり、お持ち帰りのサービスを提供するお店が一気に増えました。このご時世、ユーザーは極力密集を避けて生活されているかと思います。
もし店舗側でサービスが可能であれば、新しい営業方法などを盛り込んでいき、ユーザーにも情報を共有しましょう。
投稿
料理の説明
提供している料理のメニューを投稿することで、ユーザーに味のイメージを持っていただくことができます。
好みの味なのか、食べきれる量なのか、という部分はユーザーが店を選ぶ際にポイントです。
そしてアレルギーを持っているユーザーにとって、使用している材料などは非常に重要なので、絶対に間違えない様にしましょう。
スタッフや店舗の紹介
ユーザーは料理がどれくらい美味しいのか気になります。料理の見た目は良くても味が良くなければユーザーは定着しません。
料理のレベルがどれくらいあるのか、共有するためにも登録しましょう。
「独立する前は元々有名店で修業をしていた」というような情報は好印象を与えるための武器として非常に有効です。
「夫婦で経営している」「○○を作るのが人一倍上手」というような投稿も一つのネタになるのではないでしょうか?
また「なぜこの場所に店舗を構えたのか」「何をコンセプトに店舗をインテリアしたのか」という、お店の歴史やイメージを伝える投稿も面白いですね。
写真だけでは言葉を載せることができませんので、説明のためにも投稿をしてみましょう。
料理のコツ・ノウハウ
お店によって味付けにこだわりがあったり、普通の作り方とは一味違う料理方法をされている店舗さんもいらっしゃるのではないでしょうか?
主婦の方などは、どうすればお店と同じ味が出せるのか気になる方もいらっしゃいます。
こうすればお肉が柔らかくなる・食材の味が引き立つ・彩りがよくなるといった、料理で実際に活用しているノウハウを紹介することでユーザーとのコミュニケーションをとることもできます。
ユーザーから「この方法、私もやってみました!」とお声がけくださったり、相談を受けることが出来ればベストですね。
※秘密にしておきたいノウハウは投稿しないよう気を付けましょう。
ブログがあればリンクさせる
会社のホームページがすでにあり、ブログを活用している場合はブログへユーザーを流すことも可能です。
上記で紹介したことをブログに掲載し、それをマイビジネスにリンクと一緒に投稿することで、ユーザーが興味を持った投稿はブログもチェックしてくれるかもしれません。
ブログをチェックすることは会社のホームページの検索結果も上位に上がりやすくなる為、リンクさせましょう。
まとめ
飲食店は豊富なメニューや綺麗な店舗で営業されている方が多い為、Googleマイビジネスも登録・更新がしやすい業種です。
また、ユーザー自身が料理や店内の写真を撮影することも多い為、オーナーは何もしなくても内容が充実していく傾向があります。
ただし、掲載していた内容と料理が違っていたり、店内の清掃が行き届いていなかった場合は悪い口コミも付きやすいです。
また、料理関連の情報は絶対に間違いがない様に登録しましょう。万が一アレルギーのある食材が抜けていた場合、取り返しがつかないことになりかねません。
常にユーザーに満足していただけるよう、料理・サービス・清潔感を徹底しましょう。