「SNSに慣れた若い人がいい?」WEB担当者を選ぶポイント。
早いもので間もなく年度末に突入します。昨春入社の新人さんの中には、もうすぐ先輩になるという人もいるでしょう。お子さんの卒業・入学を控え、慌ただしい日々を送っている方もいることでしょう。
WEBの活用に関しても、組織体制の変化や人の入れ替わりがある節目の時期は、良くも悪くもターニングポイントになります。世の中の流れから考えて、会社としてWEBの活用が重要視されるようになることはあっても軽視されることはないと信じたいですが、小さな会社の場合は担当になる人に依存してしまいがちなので人選には気を配りたいものです。
新たにWEB担当者となる人に必要なことはなんでしょう。小さな会社でありがちなのが「若いから」という理由で任されるパターンですが、どうなのでしょうか。
実際のところ、若い人の方がWEBに精通しているとは限りませんし、普段SNSを使っているといってもプライベートで使うのとは考え方が異なります。
ネットに無関心な人には向いていないと思いますが、WEB活用の知識やスキルはその気になれば誰でも習得できますから、現状のリテラシーはあまり重要ではないかも知れません。
それよりも、社内や社外の物事に関心を持てるかどうかの方が圧倒的に大切です。会社のことをよく知ること、それをWEBを通して伝えること。会社と社会をつなげたり、製品やサービスを顧客やユーザーに届けることを楽しみ人できる人が向いています。
「担当になったから」「仕事だから」と受動的な姿勢で取り組むのではなく、「WEB活用の本質」を理解した上で、地道な作業を喜々として積み重ねられるかどうかが、WEB担当者を選ぶ際のポイントになるのかなと思います。