常日頃から情報発信を続けることの大切さについて思うこと。

8月8日(木)に「南海トラフ地震臨時情報」が発表されました。その後、大きな変化がないことは幸いですが、初めての発表によってさまざまな影響が出ました。

「南海トラフ地震臨時情報」自体の周知・認識が不足していたこともありますが、発表後の政府対応やメディア報道の見え方もあって、人々の過剰な反応や必要以上の自粛行動が起こり、一部で困った状況も引き起こされているようです。

その代表例が観光関連、特に宿泊施設のキャンセルでしょう。

ちょうど繁忙期の夏休み。書き入れ時の大事な時期に、「心配だから」「念のため」と言う理由でのキャンセルが相次いでいるとのこと。実際に被害が出ているのであればやむを得ませんが、現地ではまったく普段と変わりがないにも関わらずキャンセルをされてしまう状況は、なかなか受け入れがたいのではないでしょうか。

とはいえ、離れた土地にいる客の側からすれば、状況が分からなければ不安を覚えます。楽しみにしていた旅行ができなくなるわけですから、残念な気持ちでキャンセルしていることでしょう。

問題は、正しい情報が伝わっていないこと。そして、双方にとって無駄に喜ばしくない状況を作り出してしまっていることです。

その認識のズレを少しでも解消するには、やはり日頃からの情報発信が大切になると考えます。事が起こったそのときだけ「大丈夫ですよ」と伝えるのではなく、日頃の情報発信の延長上でいつもと変わりない状況であることを伝えることがより安心につながると思います。

このブログでもたびたびお伝えしていますが、言いたいことがあるときだけ発信をしても見てもらえません。常に情報発信をしているからこそ、本当に知ってもらいたいことがあるときに目に留めてもらえるのです。

今回の地震に関するニュースを見ながら、自ら情報発信をすることの重要性をあらめて認識できました。ホームページ担当の皆さまも、自社の取り組みを見つめ直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

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