会社のブログでは、無意味な改行はしない方がいいかも。
『Eazy』もそうですが、ブログは誰でも自由に書けるところがメリットです。ところが同時に、ブログには目的があることも忘れてはいけません。個人のブログならいざ知らず、会社のブログならなおさら目的は重要です。自由闊達な投稿と独りよがりの投稿は似て非なるものです。読者目線を忘れずに、目的に沿ったブログを投稿するために、会社のブログではやらないほうがいい最低限のマナーを取り上げてみます。ブログ担当の方は、ご自身の記事を確認してみてください。
会社ブログでやらない方がいい最低限のマナー。
無意味な改行と無駄なスペースをいれる
文章を短く切って、大量の改行を使って何行も行間をあける書き方。アメブロなどで、芸能人などがよくやっていますね。それを真似ているのか、一般ブロガーにもたくさんいます。個人のブログなら「ご自由に」で終わりですが、会社のブログでは「あり得ない」レベルです。百歩譲って書き手に意図があったとしても読み手にはまったく伝わらず、ただ読みにくく信頼性に欠けるブログであるという印象しか残らないでしょう。
絵文字や顔文字の乱用する
プライベートのメールやLINEなどでは自然に使われる絵文字や顔文字も、会社のブログでは意識して使った方がいいでしょう。記事の内容と想定する読者に合わせて効果的に使うのであればいいのですが、プライベートのメッセージと同じ気分で勢いに任せて乱用しているケースもあるので注意が必要です。書いている本人は無意識であることも多いので、周囲がチェックしてあげるといいでしょう。
無意味なテキストの色やサイズ変更をする
ブログのテキストエディターでは、簡単に文字の装飾ができます。太字にしたり色やサイズの変更が簡単にできるので、つい「目立たせたい」という一心で、あっちを赤の太字に、こっちを大きく青字にして…とカラフルにしてしまいがちです。その結果、目立たせたいものが目立たないばかりか、統一感がなく読みにくい記事になってしまいます。それが個性と認められる個人ブログであれば問題ありませんが、企業ブログとしては恥ずかしいです。
基本は相手(読み手)のことを考えること。
最低限の“やってはいけない”マナーを取り上げたので、人によっては当たり前すぎる内容だったかも知れません。ところが、多くの企業ブログを見ていると少なからず存在するのも現実です。当の本人は一生懸命書いているだけで悪気があるわけではないのが逆に問題なので、早い段階で気が付いて修正ができるといいなぁと思います。
ブログの基本は相手(読み手)のことを考えることです。会社のブログに訪れてくれた人は、何らかの情報を探しているのであって、かわいさやインパクトは求めていません。その視点を忘れないために、時々、独りよがりの自己満足ブログになっていないか他者に意見をもらいつつ、読み手にとって少しでも有益な情報は何かを考えながら書いていくといいと思います。