今ある『Eazy』のホームページで、手っ取り早く社員限定の情報共有ページをつくる。
社内の情報共有が大切であることは以前から言われていましたが、これまで通りの働き方が難しくなったことによって、いよいよ情報共有の必要性を痛感している会社が増えているようです。
DropboxやGoogleドライブなど情報共有のためのクラウドサービスはたくさんあり、導入のハードルもそれほど高くありません。ただ、簡単だとはいえ初めてのツールを多くの社員に浸透させるには時間がかかりますし、なかなか難しいのが現実です。また、ある程度のコストも必要なので、慌てて進めるのはおすすめできません。
そこで今回は、既にある自社のホームページの機能を活用して、手っ取り早く社員限定ページをつくる方法を紹介します。
WordPress投稿画面で「パスワード」を設定する
『Eazy』はWordPressで構築されているため、投稿画面からパスワード設定ができます。通常通り記事を書き、保存(公開設定)をする際に公開状態を「パスワード保存」に切り替えるだけです(詳細は下記Q&Aよりご確認ください)。
ブログ記事(または固定ページ)と同様の情報を掲載できるので、テキスト情報はもちろん、画像や動画の貼り付け、PDFなどのファイルダウンロードもできます。この方法は、ホームページの特性と同様に「1対1」のやりとりではなく、「1対複数人」への情報展開に役立ちます。個別のやりとりはSNSやメールで行いながら、ベースとなる一次情報を共有する場として活用するといいでしょう。また、ブログのコメント機能を上手に活用することで、ある程度のコミュニケーションも可能になります。
グループウェアと同等の機能を求めるのは酷ですが、素早くつくれる簡易的な社員限定ページとして活用してみてください。