緊急事態には正確で心のこもった情報発信を。
4月7日に国から7都府県に対して緊急事態宣言が出され、岐阜県においても10日に非常事態宣言が発出されました。子どもたちも年度をまたいで休校が続いている状況であり、外出自粛で会社やお店の営業も通常通りとはいかず、各社・各店での緊急対応がなされています。
新聞をとっている方は実感しているように折込広告(アナログ)は激減しています。また、外から見ていてもわかりにくいですがインターネット広告も減少しているようです。そんな中、業種によっては積極的なPRや営業活動をするムードではなく、ニーズもないという状況もあるでしょう。
必要なのは正確な情報と心のこもったメッセージ。
ホームページやSNSの役割はサービスや商品をPRするだけではありません。こうしたときこそホームページやSNSを活用することで、お客様との接点を持ち続けることができます。
- 営業形態の報告(休業や営業時間の変更など)
- 商品の入荷・出荷状況の報告(欠品や遅延など)
- 社員の働き方の変更の報告(テレワークや時差出勤など)
こうしたネガティブな情報もていねいに発信することで安心につながり、ポジティブに受け取られます。また、世界中が共通の緊急事態を認識している状況なので理解も得られるでしょう。
もちろん、厳しい状況下で頑張っていることを伝えたり、励まし合ったりするなど気持ちを伝えるだけでも十分です。その際には、形式的なお見舞いの文面を掲載するだけでなく、心のこもったメッセージを発信したいものです。
逆に、SNSに溢れているような根拠の伴わない感情的な批判はマイナス情報にしかなりません。制限された生活にストレスは溜まる一方ですが、落ち着いて社会と自社の状況を把握しながら社員やお客様に対して正確な情報発信をし、みんなでこの難局を乗り越えていきましょう。