あなたの会社の日常は、社外の人にとっては非日常だと考えればネタは無限にある。
「情報発信が大事だ」「社風を感じてもらいたい」と会社のブログをはじめたけれど、2つ3つ投稿したところで更新が止まってしまっている…というケースがよくあります。要するに“三日坊主”なのですが、こうしたタイミングで手が止まってしまうのには理由があります。シンプルに“ネタ切れ”です。
ネタ切れって早すぎないか?と思われるかも知れませんが、正確に言うと、本当にネタがないわけではなく「ネタがないと思い込んでしまっている」状態です。実際には、まともに動いている会社であればブログネタなど、日常にゴロゴロ転がっています。
- 役に立つ話をしなくては意味がない。
- おもしろい話でなければ読んでもらえない。
- 大きなニュースを発信しなきゃいけない。
- 意識が高い会社に見えた方がいい。
- 誰も知らないような貴重な話を書いた方がいい。
- 読み応えのある文章を書かなければならない。
- 上手な文章を書かなくてはいけない。
「会社のブログを書く」という役割に対して、これらのように自分でハードルを上げてしまっているんですね。逆に、個人ブログの様な気分で書いてしまい、おふざけが過ぎる内容でイエローカードが出されることもあるので、真面目な人は少し難しく考えすぎてしまうのかもしれませんね。
採用ホームページなどによく組み込まれている“社風を伝えるタイプのブログ”では、渾身の1投稿より、こつこつと積み重ねた10の投稿の方が価値があります。
「あなたの会社の日常は、社外の人にとっては非日常」です。自分たちにとっては当たり前のことも、あなたの会社に関心のある他者にとっては興味深いネタになることは珍しくなく、そうした些細な出来事に社風がにじみ出ます。周囲を見渡してみてみるといろんなネタが見つかります。少し肩の力を抜いて、ブログ記事づくりが楽しくなってくるといいですね。