Googleマイビジネスの使い方①

Googleマイビジネスの使い方1

Googleマイビジネスには様々な店舗情報を登録することができます。
今回は必ず登録&活用していただきたい4つの項目について説明していきます。

基本情報の登録

会社名

最初に会社名・店舗名を登録しないと始まりません。
間違いのないよう「株式会社〇〇」「〇〇のお店☆☆ショップ」など正式名所を登録しましょう。
ここを間違えるとユーザーからの信頼性が0になりますので、絶対に誤字脱字が無いようにしましょう。

住所

住所を入力することで、どこに店舗があるか分かるようになります。
Googleマップにも反映されるため、アクセスなどを記載しなくてもユーザー自身が調べて来店してもらえます。
ユーザーの位置との距離も自動計算されます。「近くの飲食店」などで検索された場合に表示されるため、新規ユーザーの獲得にもつながります。

営業時間

普段の営業時間を入力します。
ここを間違えたり入力していないと、営業時間外や定休日にユーザーが来店される可能性があります。
営業時間は頻繁に変わるものではありません。
しかし昨今のコロナ感染防止対策で営業時間が短縮する場合など、特別な場合もある為注意が必要です。

問い合わせ先

なるべくインターネット上に掲載している電話番号を登録しましょう。
店舗の固定電話番号などがお勧めです。
オーナーの携帯番号や、その他の番号で登録すると承認が下りない可能性があります。
また、自社でホームページを持っている場合はURLも添付しましょう。

写真の登録

店内写真

店内の雰囲気、テーブル席の有無、店内の広さなどをユーザーに把握してもらえるようになるべく多くの店内写真を撮影しましょう。

製品・料理の写真

メーカーであれば、どのような製品を製造している企業なのか。飲食店であれば、どのような料理を提供している店舗なのか。
ユーザーが事前に情報を知ることで、正確な情報を発信することができます。
例えば、ただの「ピザ屋さん」であっても”イタリアンピッツァ”を提供しているのか”アメリカンピザ”を提供しているのかで大きくニーズが変わってきます。
文章で説明することもできますが、画像を見てもらえれば一目瞭然です。

サービス中の写真

先ほどの「ピザ屋さん」で例を挙げましょう。
自家窯で焼いていている写真を登録すれば、ユーザーに「ここのピザ屋は自家製でこだわってる」という事を伝えることができます。
また地元の食材であることが分かる写真を登録すれば、地産地消にも貢献しイメージがよくなります。
画像を登録するだけで、他店舗との差別化を図ることも可能になります。

店外写真

お店の写真は来店するユーザーにとって重要な部分です。
駐車場の有無を確認することで、車で来れるのか、アクセスの利便性が分かります。
またスロープや屋根の有無を確認することで、バリアフリーに対応しているのか。車いすの方や体が不自由な方でも問題なく来店できるか分かります。
店舗の外観はGoogleマップで確認できますが、こういった細かいポイントはオーナーや実際に来店した人しか分からない部分でもありますので、しっかりと登録しましょう。

ユーザーからの評価・質問

返信することが大切

Googleマイビジネスに登録した後、来店されたユーザーや店舗の事を知っているユーザーから評価(レビュー)される場合があります。
この評価は黄色の星マークで表される為、検索ページ内でも非常に目立ちます。

また、星の評価と一緒にコメントも送られてくることがあります。
コメントにはオーナーが返信することができ、この返信が非常に大切です。

ユーザーがわざわざコメントを残してくださっているという事は、それだけ店舗に対して想いがあるということ。
良い評価でも悪い評価でも、いただいたコメントには返信し、ユーザーとコミュニケーションをとりましょう。

注意

写真や口コミはいつでもだれでも登録できる

口コミや写真は、来店していないユーザーでも登録できます。
その為、悪いイメージがある店舗は心無いユーザーの標的にされやすいです。
例えば過去にSNSで炎上した店舗は、店舗を利用していないユーザーが悪評を書いたり、店舗と関係ない不快な言葉を登録するなど、嫌がらせされる場合もあります。

店舗オーナーがSNSを利用される場合は、ネットリテラシーを学んだうえで利用することを推奨します。
そして、いつユーザーが来店しても良いよう、常に店舗内や外観は清潔にしておきましょう。

また、従業員の人事管理や地域住民とのコミュニケーションも重要になってきます。
「ここの企業の営業車に煽り運転をされた」「出入口をトラックが出入りする音が騒がしい」などといった、クレームで評価される場合もあります。

いつどのような評価が付くのか誰にもわかりません。
常に見られているという気持ちを持ち、高評価を多く頂けるよう常日頃から意識付けしましょう。

口コミは削除できない場合が多い

上記で”口コミや写真は、来店していないユーザーでも登録できます”と記載しました。
不適切な評価はすぐにでも削除したいところですが、基本的に口コミは書いた本人しか削除することができません。

悪い評価をされた場合、むやみに反応せず謝罪の返信を行うことがベストです。

例えば、店舗の温度管理に対して低評価をいただいた場合、

この度は店内が寒かったという事で、配慮が至らず大変申し訳ございませんでした。
今回のご意見を参考に、自由にご使用いただけるブランケットを数枚、店舗入り口に用意いたしました。
また、店内の温度設定は常時対応致しますので、お気軽にお声がけいただければ幸いでございます。
今後ともサービス改善に向けて努力してまいりますので、今後とも宜しくお願いいたします。

このように誠実に対応することで、口コミを書いたユーザーに改善の意を伝えることもできますし、返信を見た第三者にも好印象を与えることができます。

しかし中には悪口や不快な言葉を書いたり、店舗と全く関係のないことを口コミとして評価する方々もいます。

  • 関連性のない口コミ
  • スパム的な口コミ
  • 侮辱的な・露骨な性的な口コミ
  • プライバシーに関する口コミ
  • 法的に問題のある口コミ

このような、その場所と関係のない・もしくは露骨に他者の攻撃目的として登録されている口コミは削除対象となります。
口コミに関するGoogleマイビジネスのポリシーに触れている評価は運営に申請することで削除することができます。

ただし、あくまで削除するのはGoogleなので、審査が通らず削除されない場合は泣き寝入りするしかありません。

まとめ

Googleマイビジネスに登録する内容は一番最初にユーザーの目に触れる為、誤字や脱字、情報が違っていることはユーザーからの信頼を大きく落とすことになります。
特に新規顧客を獲得したい場合や評価・口コミが少ない場合、マイビジネスを始めて一番最初に低評価を貰うと平均評価が悪い店舗として情報が広がってしまいます。
登録時・情報更新時は間違いがないように必ず確認をしましょう。

また、店舗に関する写真はなるべく多く掲載しましょう。
文章で製品やサービスなど店舗の情報を伝えることも重要ですが、画像を1枚登録すれば、そこから情報を読み取ってユーザーに伝えることができます。
料理のボリューム・店内の雰囲気・アクセスの利便性などは画像で確認した方が分かりやすいです。
ユーザーに伝えたいポイントを押さえて、写真を登録しましょう。

常に評価されている気持ちを持ち、店舗は清潔に、満足いただける対応を心がけましょう。
誰がどこで口コミ・評価をされるか分かりません。常日頃から店舗のイメージを下げない対応を心がけましょう。
また、口コミを頂いた場合はいかなる時でも誠実な対応で返信しましょう。

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