Googleマイビジネスの使い方②

Googleマイビジネスの使い方2

前回は必ず登録・活用していただきたい項目とその注意点について説明しました。
今回は「絶対登録しなければならない」わけではありませんが、余裕があれば登録・活用していただきたい項目を説明していきます。

更新情報の登録

ブログの更新、企画を共有

店舗内でイベントを行っている場合や自社のホームページでブログを更新している場合。
ユーザーに企画・更新していることが伝わらないと意味がありません。

常連のユーザーや一度でも店舗に足を運んだことがある人は、調べなくても店舗の事を知っているため、マイビジネスを確認することは少ないかと思います。
しかし新規のユーザーはマイビジネスの内容をもとに店舗情報を確認する為「期間限定でイベント開催中!」などの表記を目にすれば足を運ぶきっかけにもなります。

また、新商品を発売した場合・新しいサービスを提供し始めた場合、自社の商品も投稿することができるので売上UPにもつながります。

詳細情報の登録

サービス提供地域の追加

”サービスの対象が地域住民に限られる”事業者の方に入力いただく欄です。
例えばデイサービスを利用する場合、他県から利用されると送迎ができない場合があります。
また保育園や小中学校などで校区が決まっている学校は、地域に限定性が出てくる場合もあるのではないでしょうか。

営業時間の詳細

デリバリーサービスやテイクアウト、ハッピーアワー(酒類の割引)の時間が限定されている店舗の方に入力いただく欄です。
「〇時~〇時まで、ビールが特別価格¥〇〇〇」というように販促として利用することもできます。
また、現在コロナウイルスの関係で「オンラインサービスの提供時間」という項目も増えています。

特別営業日

「普段は通常営業しているけど、この日だけはどうしても休まなければいけない」という場合、この項目に入力いただくこと出来ます。
「マイビジネスでは毎週水曜日営業って書いてあるから、来週水曜日にお店に行こう」と決めていたユーザーが、いざ足を運ぶと休業日だったという事があると困ってしまいます。
法事など、何らかの理由があって休む場合は、事前にこの項目を入力して情報共有しましょう。

サービス

メインの業務以外のサービスを登録することができます。
例えば「ソフトウェア企業」であれば

・ホームページ制作
・WEBシステム開発
・他社サービス導入支援

であったり

「美容院」であれば

・ヘアカラー
・ワックス脱毛
・マニキュア

など、様々なサービスを登録することが可能です。

また、サービス名は自分で入力可能なので

・自社システムABCカスタマイズ
・ウルトラヘアカラーDEF剤

というように、自社製品の宣伝も可能です。

属性

現在はコロナウイルスの影響もあり、検温や消毒に関する項目が並んでいます。
入店時にマスク着用を義務付けている場合や、来店にオンライン予約が必要な場合、「要マスク」「要予約」「オンライン予約」といった項目をチェックすることができます。

より詳細な企業情報

長文の入力が可能な項目です。
自社が提供しているサービスの詳細や、企業理念・経営理念、どういった企業と提携を組んでいるのかなど、自社ホームページに記載するような内容も入力することができます。

競合企業の表示

内容を分析することが大切

マイビジネスを登録すると、「他の人はこちらも検索」という項目を確認することができます。
ここにはユーザーが検索した同業他社が並びます。
この項目は自分で設定できないため受け流しがちですが、見方を変えると重要な項目になります。

他の企業はどういう内容を記載しているのか、評価はどれくらいついていてコメントへの返信率は高いのか。
というように、同業者の分析が可能です。

分析ができることは、同業者との差別化が可能になります。
他の企業で行っていないサポートを見つけ、自社で提供できるよう実施することもできます。
逆に自社の強みをアピールし、他企業のユーザーを獲得することもできます。
また、他の企業に付けられた悪い評価を自社の製品やサポートと照らし合わせることで、自社でも悪い評価を付けられることが無いよう改善も可能です。

分析 → 差別化 → 集客
分析 → 改善

自社の製品やサービスをよりよくするためにも、定期的に同業者のリサーチを行うことをオススメします。
また、より深い情報を共有するために同業者同士でコミュニケーションがとれると尚良いでしょう。

まとめ

顧客が店舗に足を運ぶ際、必ず何らかの情報があるからこそ、店舗の存在を把握します。
しかし店舗名や電話番号などの基本的な情報があるだけでは、どういったサービスが提供されるのか、自分に合うサービスを受けることができるのか、ユーザーの不安要素にもつながります。

ユーザーに安心して来店いただくには、なるべく多くの情報を共有しましょう。
店舗ができたばかりの状態や、マイビジネスを始めた直後などは、店舗情報が拡散されていないため新規顧客の注目度も格段と上がります。

また今回、コロナ感染対策のため、新たに入力できる項目がいくつか増えています。
時と場合により入力すべき項目が増えている可能性もある為、定期的に情報を確認できると良いですね。

自分の店舗はどのようなユーザーを対象にしているのか、どんなイベントを実施しているのか等、細かな情報もしっかりとユーザーに共有していきましょう。

よかったらシェア!
  • URLをコピーしました!

ちらし屋ドットコムWEB事業部

ちらし屋ドットコムWEB事業部は「できないをできるに」というコンセプトを掲げ、ホームページやSNSの活用ができない企業やお店が、継続的にWEB活用ができるようにサポートしています。