Googleマイビジネスで投稿が表示されない原因と解決方法
いつもお世話になっています。広報のナベです。
Googleで検索したとき、企業やお店の情報が自動で検索結果に表示される「Googleマイビジネス」という無料サービスをご存じでしょうか?
この「Googleマイビジネス」には、企業やお店からのお知らせやホームページ・ブログなどへのリンクを貼り付けて紹介する「投稿」という機能があります。
弊社でもGoogleマイビジネスの「投稿」機能を活用していますが、先日投稿したはずの記事が表示されない現象がありました。
調べてみると原因と解決方法が判明したのでご紹介します。
表示されなかった原因
実際の記事
下記の記事は実際に表示されなかった記事です。
これは一般のユーザーには表示されず、Googleマイビジネスの管理画面で確認しています。
よく見ると、右上に「拒否されました」と表示されています。
この場合は、投稿した記事はGoogleの検索結果に表示されません。
拒否された原因は「ポリシーに対する違反」
なぜ「拒否」されてしまったのでしょうか。
記事の内容は、地域のイベントを紹介するシンプルな文章と画像で構成されており、「詳細」ボタンをクリックすると、イベントのホームページにリンクするよう設定しています。
一見何の変哲もない内容ですが、実はGoogleマイビジネスのポリシーに違反している単語が紛れています。
それは「日本酒」という単語です。
ビジネスプロフィールの投稿に関するコンテンツポリシー
コンテンツポリシーとは、Googleマイビジネスの投稿機能においてGoogleが決めたガイドラインのようなものです。
このポリシーの禁止コンテンツには下記の内容が記載されています。
禁止コンテンツ
アルコール、タバコ関連商品、ギャンブル、金融サービス、医薬品、未認可のサプリメント、健康機器、医療機器といった規制対象の商品やサービスに関連するコンテンツは禁止されています。
今回の場合「日本酒」という単語が、禁止コンテンツであるアルコールとして認識されてしまったことが原因だと考えられます。
解決方法
該当の単語「日本酒」を削除する
日本酒という単語がNGだと考えられたため、表示できなかった記事を削除しました。
そして、日本酒に関する単語を避けて再投稿したところ、無事に表示できました。
このように、ポリシーに違反している単語や文章をGoogleのAIが自動で認識し、違反と判定された場合は記事が表示されないという仕組みになっています。
投稿した記事が拒否されてしまった場合は、ポリシーと照らし合わせながら、記事の内容を見直しましょう。
「日本酒」という単語は一般的に認知されていますし、虚偽の内容や犯罪を助長するような内容ではないので、正直なところ「これだけで表示できないの!?」と驚きました。
しかし、Googleが提供する無料サービスを活用している以上はGoogleのポリシーに従うしかありません。
それでも酒店や薬局など、禁止コンテンツに該当した商品を扱っている方々にとっては、あまりよい話ではないことも事実です。
もしも投稿したい記事がある場合は、Googleのヘルプセンターから問い合わせてみることも一つの手かもしれません。