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広報のナベです。

皆さんは商品のカテゴリをどのように分けていますか?

例えば、

アパレル販売店の場合、「シャツ・パンツ・アクセサリー」「春・夏・秋・冬」など、商品の種類や用途によってカテゴリ分けされています。

書店の場合は「雑誌、小説、スポーツ、絵本、参考書」というように、本の内容に合わせてカテゴリ分けされています。

取り扱う商品の種類が多ければ多いほど様々なカテゴリに分けることができますが、商品が少ないと「カテゴリを分けるまでもないか…」と考えることもあるかもしれません。

カテゴリは購入率を上げる直接的な要因にはなりませんが、設定することで様々なメリットがあります。

今回は、そんな「カテゴリ分け」について考えてみましょう。

カテゴリ分けが大切な理由

上述した通り、カテゴリは売上を上げるための直接的な要因にはなりません。

しかし、店舗や商品ページにたどり着いたお客様が、店内にある他の商品を「より見やすく」「より選びやすく」なるようカテゴリを分けることで、店舗での滞在時間が伸びる可能性があります。

商品ページを閲覧した回数や店舗ページの滞在時間が多くなると、ページの評価が上がるため検索順位も上がってきます。

上手くいけば、

1
検索順位が上がる

2
ページを訪れる人が増える

3
検索順位が更に上がる

4
ページを訪れる人がさらに増える

5
以降、良いループへ

というように、商品ページの検索順位が上がることで自然に訪問者数も増加します。(この形が理想ですね)

「カテゴリを分けたから売上が一気に増えた」ということは基本的にありませんが、長期的に考えるとカテゴリを分けることは大切な施策の一つと言えます。

カテゴリ分けの考え方

カテゴリ分けを考える場合、様々な工夫ができます。

商品の特徴や金額で分けてみる

有形商材の場合、モノがあるということは必然的にサイズや重量を測ることができます。こういった、目で見て分かる特徴(計測して分かる特徴)は、比較的カテゴリ分けがしやすいです。

また、商材の種類に関わらず商品ページには料金を設定するので、金額によって分けている店舗も多くあります。「予算から選ぶ」というパターンですね。

商品の種類によって分けることもできます。

アパレルの場合「長袖、半袖」「下着、上着、ズボン」で分けることができますし、食品の場合は「イチゴ、スイカ、ぶどうなど…」というように様々なカテゴリで分けれます。

参考例

  • サイズ
  • 重量
  • 金額(予算から選ぶ)
  • 種類
  • 特徴(規格など)

用途・要望・お悩みで分けてみる

商品ではなく、お客さんの「用途・要望・お悩み」でカテゴリ分けが出来ます。

アパレルの場合「春物、夏物、秋物、冬物」で分けることができますし、医薬品の場合「頭痛、鼻水、だるさ」など、患者さんの症状でカテゴリ分けできます。

お客様の立場でカテゴリ分けできるので、商品の特徴や金額による違いでのカテゴリ分けよりイメージしやすいです。

参考例

  • 季節
  • 祝日のイベント
  • レビュー数
  • 購入数

数量やセット内容で分けてみる

商品の個数やセット内容の違いでカテゴリを分けることもできます。

商品の個数は「○個〜○個」というように分かりやすく設定できますし、セット内容は「松・竹・梅」で分けたり、「色違いペアセット」としてギフトに関連付けてアピールすることもできます。

参考例

  • ○個~○個
  • 松・竹・梅
  • セットのボリューム

カテゴリ分けで参考になる店舗

amazon

誰もが知っているamazonはありとあらゆる商品を取り扱っています。
取り扱う商材でカテゴリ分けされており、分かりやすく表示されています。

トップページの左上にある三本線をクリックするとカテゴリが表示されます。

https://www.amazon.co.jp/

THE WOW(楽天)

楽天でギフト製品を取り扱っている店舗です。

イベントやギフトを送る相手でカテゴリ分けされており、シーンに合わせて選ぶことが出来ます。

商品やブランドでもカテゴリ分けされているので、贈りたいギフトが既に決まっているユーザーにとっても親切に作られています。

https://www.rakuten.ne.jp/gold/shoppress/

ゴーゴーカレー

ゴーゴーカレーのオンラインショップです。
まとめ買いや業務用など、数量やセット内容でカテゴリ分けされています。

カレーの種類は限られていますが数量やセットは無限に組み合わせできるので、自然と商品数も多くなっています。

https://jp.gogocurry.com/


商品数が多い・少ないに関わらず、店舗の工夫次第で様々なカテゴリに分けることができます。

「ユーザーが探しやすい・選びやすい」という目線を大切にしましょう。「ギフトにできるんじゃないか?」「業務用で売れるんじゃないか?」とアイデアも湧いてくるかもしれませんね。

売上に伸び悩んでいる・施策を考えている方は、店舗のカテゴリを一度見直してみましょう。