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広報のナベです。

当社のお客様には、kintoneを活用した業務が社内に定着してくると「もっと便利に使いたい!」と考え始める方も多くいらっしゃいます。

kintone自体に備わっている標準機能だけでももちろん優れたツールですが、kintoneとセットで活用することを前提とした「連携サービス」が多数開発されています。今回は、弊社業務でも導入している連携サービスや、お客様に導入した連携サービスをご紹介します。

連携サービスとは?

連携サービスとは、サイボウズとは別の企業が開発したkintoneと連携することを前提に開発されたサービスのことです。

kintoneアプリ内の画面デザインを変える機能や、ワンクリックでメールを一斉送信する機能など、できることは連携サービスによりさまざまです。kintoneの標準機能だけでは実現できなかったことも、連携サービスを併用することで解決につながります。

複雑なカスタマイズをすることもなく、スピーディに連携・利用することができるのも連携サービスの特徴です。

kintoneにカスタマイズを加える前に、連携サービスを探してみることをオススメします。

プリントクリエイター

kintoneに入力したデータを、納品書や請求書のような紙媒体で印刷するときに活躍する連携サービスです。

kintoneにも印刷機能は標準で搭載されていますが、レコードをそのまま印刷するだけなので、データを理想の位置に配置しづらく、時には不要なデータも一緒に印刷してしまいます。

しかし、プリントクリエイターを活用すれば、普段利用している書類の雛形通りにkintone内のデータを配置することができ、印刷不要なデータは除外することもできます。

kintoneに入力したデータを印刷のためにExcelへ転記する、という手間が省けるので見積書や請求書はもちろん、様々な資料の作成・PDF出力・印刷に大活躍する連携サービスです。

▲レコード内のデータをPDF化している様子
開発企業トヨクモ株式会社
主な機能PDFへの出力、宛名ラベル印刷、二次元コード自動生成など全18個の機能を搭載。
料金・ライト:月額6,000円(年額68,400円)
・スタンダード:月額9000円(年額102,600円)
・プレミアム:月額14,000円(年額159,600円)
※税抜き表示
公式サイトhttps://pc.kintoneapp.com/

Kメーラー

kintoneに入力してあるメールアドレスに対し、メールを一斉送信できる連携サービスです。

kintoneに登録してある膨大な数のお客様にメールを一斉に送りたい時、普段使っているメールソフトで送ろうとすると宛名を転記したり、定型文をその都度入力するなど途方もない手間が掛かることがあります。

Kメーラーを活用すれば、kintone内にリスト化されているメールアドレスに対して、ワンクリックでメールを送信できるので、kintoneの画面上でメールの作成から送信まで一連の業務を完遂することができます。

また「見込客用」や「既存客用」のように、それぞれのリストに最適な形式で定型文を変更できるため、自社の業務に合わせてメールが送信できます。

自動送信やファイルの添付など、通常のメールソフトと同様の機能も備わっています。

開発企業トヨクモ株式会社
主な機能メールの一斉送信
料金・スタンダード:月額15,000円(年額171,000円)
・プレミアム:月額24,000円(年額273,600円)
※税抜き表示
公式サイトhttps://km.kintoneapp.com/

カレンダーPlus

kintoneの画面上で便利なカレンダー形式でスケジュールを管理・共有できる連携サービスです。

スケジュールやタスクを月別・週別・日別に表示させたり、担当者や予定を色分けできるので、標準のカレンダー表示機能よりも直感的にスケジュールを把握することができます。

また、予定の登録や編集はクリック&ドラッグで簡単に操作可能。もちろん、スマートフォンにも最適化されており、外出先からの利用でも不便はありません。

▲予定を色分けにすることでスケジュール管理しやすい。
▲モバイルにも対応可。
開発企業合同会社ラジカルブリッジ
主な機能カレンダー機能
料金・試用版:無料(警告表示あり)
・Basic:39,800円(1~20人まで)
・Pro:189,800円(1~20人まで)
※税込み表示
※利用人数によって価格が変わります。
※BasicからProにアップグレードする場合、一律150,000円。
公式サイトhttps://radical-bridge.com/product/calendarPlus.html

KANBAN

kintoneのレコードを看板のように見える化して、タスク管理ができる連携サービスです。

ステータスと呼ばれる進捗状況は、ドラッグで簡単に編集できるのでスムーズに操作可能。

ステータスのカスタマイズや、タスクに関わっているメンバーの編集、タスクの絞り込みなど多くの機能が盛り込まれており、チーム内での案件管理に大活躍する連携サービスです。

ステータスを曜日や車両ナンバーなどにカスタマイズすれば、タスク管理だけでなく従業員のシフト作成や営業車の予約などにも幅広く活用できます。

▲進捗ごとにタスクが分けられており管理しやすい。
▲タスクの絞り込み機能も搭載。
開発企業株式会社アーセス
主な機能タスク管理機能
料金・試用版:無料(30日間)
・月額10,000円(年額98,000円)
公式サイトhttps://smartballoon.jp/kintone/

今回は弊社で実際に使っている連携サービス、お客様に導入をお手伝いした代表的な連携サービスを紹介しました。もちろん、今回ご紹介したサービス以外にも、便利な連携サービスはたくさんあります。

「kintone 連携サービス」「kintone 外部ツール」「kintone ○○○○(実現したいこと)」と検索すると多くの企業が連携サービスを紹介しています。

kintoneを利用する企業・kintoneユーザーが増え続けることで、便利な連携サービスが今後も開発・リリースされるはずです。

「kintoneをさらに便利に活用したい!」というkintoneユーザーは、ぜひ一度調べてみてください。