業務効率を向上させるために、企業がWEBシステムを有効活用することの重要性は説明するまでもない状況ですが、まだまだ「紙と鉛筆が最高のツールで、ITと言えばメールが最新技術」という人もたくさんいます。業務改善を喫緊の課題だとして取り組んでいる現場の社員にとっては、そうした経営者や上司は目の上のたんこぶでしかなく、もどかしさの中で非効率な日々の業務に携わっている方も多いようです。
古いタイプの人は前例を重視する傾向にあります。分からないものには手を出さず、新しいモノを理解する努力をする気もありません。そういう人にダイレクトに便利な機能や業務改善への有効性を伝えても響きません。想像力を働かせることなくメリットが分かるように伝える必要があり、有効なのが事例がです。
豊富な事例の中から、厳選して伝える。
WEBシステムを活用した業務改善については、Web上に多くの事例があります。WEBサービスのホームページでもさまざまなパターンの事例が紹介されています。ただ、やみくもに多くの事例を見せれば良いというわけではありません。しっかりと吟味して自社にそのまま当てはまりそうな事例だけに絞り込んだ上で、最短、最速、労力をかけることなく理解してもらえるようにお膳立てする必要があります。
ちらし屋ドットコムでも活用している『kintone(キントーン)』のホームページページでは部署や業種、用途などの切り口で自社にあった事例を探しやすくなっています。
本音をいえば、経営者や上司の説得に手間を掛けること自体が、働き方としては非効率です。それでも、その会社で働き続けるのであれば、このままムダな業務を続けるよりは自らの手で業務改善に取り組んだ方が建設的ではないでしょうか。事例を絞り込む段階で多くの業務改善事例を目にすることは時間もかかって大変ですが、アイデアの引き出しが増えたりこれまでなかった気づきが得られたりと自分の成長にもつながります。
ぜひ、リテラシーの低い上司を説得して、自分の手で働きやすい職場環境を手にしてください!