早いもので2020年も半分が過ぎました。さらに、その内のおおよそ半分がコロナ禍での生活という、世界が初めての体験をしました。
これまで、このサイトはもちろん、当社が運営する「WEBシステム研究所」というサイトでも、ずいぶん前からIT化、WEBシステムの導入・活用、業務効率化、働き方改革などについて、さまざまな切り口で情報発信を続けてきました。キーとなるツールの一つ「kintone」については、サイボウズさんの取り組みによって認知が拡がりつつあることを実感しながらも、まだまだ一般への広がりや理解度という点ではもどかしさを感じていました。
そうした状況のなか、突如オンライン化の波が起こりました。これまで長い時間をかけて啓蒙し、その大切さや便利さを伝えてきたことが、コロナというネガティブ要因によって必要に迫られたことで一気に注目を浴びました。これまでWEBシステム化、クラウド化に抵抗し続けてきた現状維持派も、この外圧を前になりを潜めるしかない状況になったわけです。
経済活動が再開されたこれから、本当の意識が試される。
さて、自粛要請が取り消され、経済活動が再開されていくこれからが勝負の分かれ目となります。コロナ禍のオンライン化は緊急避難的な取り組みだったとも言えますが、今後は先を見据えた本当の意味での業務改善に取り組むべき段階に入ります。喉元過ぎれば…となり変化の気運が消えてしまう企業と、すでに想像できるリスクとなったウイルス対応をはじめとする業務改革に本腰を入れる企業とでは、今回以上に差が出ることになるでしょう。
オンライン会議ツールのZoomを筆頭に、さまざまなWEBサービスやWEBシステムが話題に上りました。不手際が目立った自治体の業務改善にひと役買ったkintoneもその一つです。多くの事例が生まれて、kintone公式サイトのみならず、ニュースメディアでも多く取り上げられています。「kintone + 課題と感じている業務」(例:「kintone 案件管理」「kintone 進捗管理」「kintone 問い合わせ対応」など)でGoogle検索してみると、きっと参考になる事例と出会えます。日頃から面倒に感じている業務や改善できるといいなぁと感じている業務を思い浮かべながら、いろいろとキーワードを変えて試してみてはいかがでしょうか。