企業のホームページ構築やWEBシステムの開発を生業にしてきた私たちが、ウェブサービスである『kintone』の取り扱いをはじめたのか。また、さまざまあるウエブサービスの中でも、『kintone』を提供しているサイボウズのパートナーになろうと考えたのか。その理由について、社内でもキントーンに関わっていない人たちは知らないかもしれないので、軽くお伝えたいと思います。
もともと当社は『kintone』のユーザーでした。社内で活用していたのでキントーンの特性を把握していました。そうした流れで、システム開発案件の際に選択肢としてキントーンを案内することもありました。
クラウドサービスの認知が広がるにつれて、キントーンをご案内する機会も増えていきました。同時に、サイボウズという会社に注目するようになり、面白い会社だなと感じるようになりました。サイボウズさんは、グループウェアやkintoneなどのウェブサービスや培ってきたメソッドの提供を通じて、さまざまな社会課題に取り組んでいます。サービスを提供するだけでなく、自社でも理念に沿った斬新な取り組みを続けています。
私たち、ちらし屋ドットコムの理念は「元気・笑顔・感謝をまきちらす!」です。WEBを活用する仕事を通じて,家族・友人・仲間・地域のお客様に、元気と笑顔と感謝をまきちらすために仕事をしています。ホームページやWEBシステムをつくるだけでなく、その先の売上アップや業務改善などに貢献し、関わる人たちの笑顔のために仕事をしています。
また、サイボウズさんは以前はブラック企業だったとお話しされてます。IT関連あるあるでもあり、ちらし屋もかつては同じような時期もありました。規模は違えど、創業から現在に至るまでの過程でも共感する部分がありました。
キントーンに触れはじめた頃には「とにかく売上をあげる」という自社目線から、「関わる人たちの笑顔」という他社への貢献に目線を変えられていたので、『kintone』を活用するメリットもスーッと入ってきました。同時に、もっと地元岐阜のお客様にキントーンを広めたいと思うようになりました。
それから、サイボウズさんにパートナー認定していただき「kintone hive」にも登壇させていただきました。少しずつキントーンを導入・活用していただいているお客様も増えてきました。毎月の無料相談会への参加や勉強セットのご依頼もたくさんいただいています。
正直、私たちには「『kintone』を売る」という感覚はまったくありません。お客様の課題にキントーンが適しているなら、ぜひ導入して活用していきましょう!というスタンスです。「売らなきゃ」というプレッシャーを感じることなくお客様に貢献できる『kintone』は、私たちにとっても大切なツールです。これからも、より働きやすい会社、より笑顔の多い毎日のために、『kintone』を活用しての業務改善を広げていきたいと思います。