人材管理を旧システムからkintoneへ移行。
同様の操作性を保ちつつ、初見のスタッフでも登録・管理しやすい状態へ。
・旧システムが古くなり、運用やメンテナンス面でコストを抑えたい。
・旧システム独自の機能をkintoneにも取り入れたい。
・既存のテンプレートでPDFを出力させたい。
お悩み（kintone導入の背景）
古くなった旧システムからkintoneへ管理を移行したいが、kintoneの標準機能では不十分だった。
活用していたシステムが古くなり、運用やメンテナンス面で手間やコストがかかっていました。
もともと社内の一部業務でkintoneを活用していたため人材管理アプリもkintoneで構築を試みましたが、旧システムは人材管理に特化したサービスだったため、kintoneの標準機能では補えない部分がありました。
kintone導入後の効果
・旧システムとの互換性を考慮したkintoneアプリの構築。
・外部プラグインやJavaScriptを活用したカスタマイズ。
・サーバーに画像をインポートしkintone側で自動表示。
・kintoneとk-Reportとの連携。
・k-Reportにて条件分岐のカスタマイズ。
プラグインやJava Scriptのカスタマイズ詳細
生年月日の日付に合わせて年齢を自動算出（プラグイン）
生年月日に値を入力すると、年齢を自動計算して入力します。自動計算した年齢を元に年代も自動入力されるよう設定しました。
年齢自動計算・自動更新プラグイン：https://ribbit.konomi.app/blog/kintone-plugin-age
一覧に検索フォームを表示させ、スペース区切りでの検索に対応（プラグイン）
一覧画面に検索フォームを表示させました。フォーム内にスペース区切りで単語を入力すると、単語と一致するデータが一覧に表示されます。通常のブラウザ検索と同じ感覚で直感的にデータを抽出できます。
※画像を選択すると拡大します。
一覧高速検索＆絞り込みプラグイン：https://ribbit.konomi.app/blog/kintone-plugin-smart-view
サブテーブルに入力されたデータを、別のフィールドにカンマ区切りで結合・自動入力（JavaScript）
サブテーブル内のルックアップと文字列の項目を、別のフィールドにカンマ区切りで結合し自動入力するよう設定しました。
伝票出力ツールの機能には「サブテーブルの内容を横並びで出力する」ことが出来ませんでしたが、これにより実現可能となりました。
該当する年月の期間を自動計算し、小数点での年表記に自動計算（JavaScript）
「開始年・開始月」と「終了年・終了月」の期間を自動計算させました。小数点での年表記（〇.〇年）となるように自動で計算、入力されるよう設定しました。
全体イメージ
・旧システムの運用やメンテナンス面の不安から開放。管理コストも削減。
・初見のスタッフでも入力しやすい、直感的な操作性を実現。
・職歴計算や自動入力など、複数のカスタマイズにより手動で入力する手間を削減。
・既存の業務内容を出来るだけ変えずkintoneへ移行し、今まで通りの業務が可能。
旧システムからデータを読み込んで保存するだけ（活用しない）のであればkintoneの標準機能で補えます。
しかし「読み込んだデータを元に旧システムと同様の処理をさせる」・「旧システムのデータと、今後新たに登録するデータを一つのアプリで管理していく」となると、kintoneの標準機能では補えず、カスタマイズが必要になることがあります。
kintoneの帳票・PDFの出力に困っている、カスタマイズしたい！という方はぜひお問い合わせください。
関連情報
k-Report
https://www.chirashiya.com/kintone/servicemenu/k-report/
株式会社サン・テンポラリー様
https://www.suntemporary.com/
記事公開日：2023年10月18日