kintoneの認知が広がり、活用事例を見ていても独自の活用シーンが増えてきました。

一旦、使い始めて特性を理解してくると、次々と活用のアイデアが湧いてくるのがkintoneです。さまざまな会社、組織、チームがそれぞれにとって必要なアプリを構築していて、事例を見たり聞いたりするのが楽しいです。

kintoneアプリやシステムの価値は、斬新さや複雑さではありません。いかにしてkintoneを活用して業務改善を実現しているかこそが重要であり、「複雑なカスタマイズを施しているからスゴイ!」なんてことは一切ありません。

最近見せていただいた超シンプルな例は「QRコードの管理アプリ」です。ホームページやSNS、LINEなどへのリンクをQRにして掲載することはよくあると思いますが、QRの管理がされていなかったために、必要な人が必要なときにその都度新しく生成しているような状態だったそうです。

いつも「面倒だなと思いながら作業をしていた」ようですが、kintoneにQRコードを登録しておくだけの「QRコードの管理アプリ」を作ったところ、業務の手間がものすごく減ったそうです。「今まで何をやっていたんでしょうね…」と苦笑いをしていました。

業務改善のポイントは身近な日々の業務に潜んでいます。ちょっとした情報・データの共有が、みんなの仕事を楽にするというケースもたくさんあると思うので、あまり大げさに考えず、普段面倒に感じていることや困っていることに目を向けてみると、新しいkintoneの使い途が見つかるのではないでしょうか。