岐阜県の建築会社様より「WordPress4.1からのバージョンアップをサポートしてほしい」とご相談いただきました。

ホームページに大きな被害が発生する前に最新バージョンへ移行するという、セキュリティの視点からすると当たり前のことなんですが、まだまだ「大丈夫だろう」という企業さんも多いのが実情です。

今回のように「まさかに備える」ことの大切さを、もっともっと広めていかないといけませんね。

まずは現在ホームページの状況調査からスタート

WordPressで構築されたホームページ管理者の方であればご存知だと思いますが、WordPressのバージョンアップは管理画面から数クリックで簡単に行うことができます。しかし、「更新してみようかな」と安易にポチっとしてしまうと、ホームページの構築状況やご利用中のレンタルサーバの状態によっては、ホームページに不具合が出てしまうことがあります。

ですので、バージョンアップを行う際は、必ず、現在のホームページ運営状況を調査することからスタートします。

  • ご契約中のレンタルサーバ
  • phpのバージョン
  • WordPress本体のバージョン
  • インストール済のWordPressプラグイン
  • ホームページのカスタマイズ

など、ホームページ改ざんなどの被害が出ていない場合は、必要な情報をいただきながらバージョンアップを進めていきます。すでに被害が出てしまっている場合は、被害状況の把握から行います。

2023年に入り、「怪しいメールが増えた」「海外からの怪しいコメントが増えている」など、セキュリティの相談が増えています。

皆さんのWEB活用が停滞することがないように、「セキュリティ強化」「セキュリティ対策」もホームページ・ECサイト運営業務の中の大切な1つとして加えていきましょう。