皆さんのホームページに、「Flash(フラッシュ)」は使われていませんか?

フラッシュとはAdobe社が提供していた技術であり、Adobe Flash Playerというプログラムで見ることができました。
アニメーションや動画、ゲームなど様々なコンテンツをページ内に表示させるためのもので、一般的に「フラッシュ」と呼ばれています。

フラッシュの利便性は多岐にわたり、法人個人問わず多くのホームページで活用されてきました。

法人のホームページでは、主にトップページの上段(ファーストビュー)部分にフラッシュが多く使用されていました。
人気のフラッシュ作品は、インターネット上に瞬く間に拡散され、一部のユーザーは約1998年~約2007年のインターネット界隈を「フラッシュ黄金時代」と呼んでいます。

▲おもしろフラッシュ倉庫

フラッシュの現状

提供元のAdobe社が2020年12月31日にサービスを終了したため、現在、フラッシュを利用すること・表示することができません。
各ブラウザでも、順次フラッシュが非表示となっています。

フラッシュが使用されたままのホームページには「Adobe FlashPlayerのサポートは終了しました」「このプラグインはサポートされていません」と表示されていますが、ブラウザによっては黒い画面だけが表示されることもあります。

サービス終了の原因

セキュリティの脆弱性

Adobe社は2015年、フラッシュに大きな脆弱性があることを発見し、悪質なユーザーからの不正アクセスや攻撃を受ける可能性を発表。その後、脆弱性が発見されるたびに何度もアップデートを繰り返しましたが、脆弱性を完全に改善することはできませんでした。

スマートフォンでの利用不可

フラッシュは、表示・反応速度が遅いなどの問題を抱えていたため、Apple社は発売当初から、フラッシュが表示できないことを前提としてiPhoneを発売していました。そして、後を追うようにAndroidでもフラッシュの表示ができなくなっています。

その為Apple社は発売当初から、フラッシュが表示できないことを前提としてiPhoneを発売していました。
そして、後を追うようにAndroidでもフラッシュの表示ができなくなっています。

フラッシュに勝るツールやプログラムの登場

時代の流れにより、技術も大きく発展してきました。
「アニメーションはアニメーション用」「ゲームはゲーム用」と、各コンテンツに特化したプログラム言語が作られています。

現在、誰でも簡単にホームページを作れますし、勉強すればゲームも制作・販売まで可能な時代。
使い勝手だけではなくセキュリティ面でも、フラッシュの上位互換として様々なツールやプログラムが登場しており、フラッシュの需要が急激に減りました。

今後の対応方法

Adobe社がサポートを終了したため、ホームページでフラッシュを使用することができません。(フラッシュ部分が表示がされない状態となります)

フラッシュの利用を停止して、一般的な画像へ置き換える改善が必要になります。
また、複数枚の画像表示が必要な場合は、スライド機能をお勧めしています。
スライド機能の参考:当社トップページ

一般的な画像の置き換え16,500円~
スライド機能の導入33,000円~
▲参考料金(税込)

改善に伴う注意

フラッシュのデザイン・内容によっては、再現することが難しい場合がございます。
まずは一度ご相談ください。

フラッシュの使用を停止して頂き、早急に改善頂きますようお願い致します。

※サービス終了の詳細:Adobe Flash Playerサポート終了情報ページ