弊社では公式Twitterを運営しています。
最近は更新を頑張っているので色々と触っているのですが、ある時「ニュースレター 新機能」という文字を見つけました。
これはいったい…ニュースレターってなんぞや?
という事で、調べつつ実際に試してみたのでレポートをここに残します。
どういう機能?
その名の通り、ニュースレターを配信するための機能です。
ただしTwitter上でニュースレター執筆するのではなく、「Revue」サービスで執筆し、それをTwitterで配信する。という流れのようです。
事の経緯
2021年1月26日に米Twitter社がRevueを買収したことで、連携するようになりました。ニュースレターの執筆者がフォロワーに良質な記事を提供できることを目的としているようですね。
この記事は2021年2月3日に執筆していますが、買収からの期間約9日で連携が取れるのは驚きです。
Revue社について
Revue社はオランダの企業で、社員数は10人以下の非上場企業です。プロのメディア企業もサービスを活用しており、ニュースレターの編集管理ができるサービスを提供されています。
日本ではあまり知られていませんが、海外では有名な企業なようですね。
詳しい詳細はこちらをご覧ください。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2101/27/news056.html
https://unleashmag.com/2018/10/10/revue_newsletter/
使い方
早速使っていきましょう。
現時点ではパソコンでしか利用できませんでした。
なお執筆者は英語が苦手なので、Googleの翻訳機能を利用しながら試しています。
1. オプションの「ニュースレター」から「Start a newsletter for free」をクリック
画面左側、青いツイートボタンの上に…のボタンがあり、クリックすると「ニュースレター 新機能」という項目があるのでクリックしてください。
画面が変わると英語のページになるので、オレンジのボタン「Start a newsletter for free」をクリックしてください。
2. 連携アプリを認証をクリック
Revueとの連携の許可をするページが表示されます。
ここには連携することでRevue側がどういうことをできるかが表示されます。内容を確認して問題が無ければ「連携アプリを認証」をクリックしましょう。
この連携は後で解除することも可能です。
3. 自分やニュースレターの情報を入力
Revue上でユーザーが確認できる自分のプロフィールを設定できます。
上から順に
- 自分の名前
- ニュースレターのタイトル
- 居住国
を入力してください。
この項目は後で変更可能です。
4. 執筆ページに移動
ニュースレターを執筆するページに移動しました。これで準備完了です。
「これはテストの文章です」というテキストと、ちょっとした画像を投稿してみました。
入力内容はプレビューで確認することも可能なので表示がおかしな部分はないか、確認できます。
5. 配信先を設定
執筆したニュースレターを誰に向けて配信するか登録します。
「サブスクライバー」とは、メールを配信する対象のことです。
始めてすぐなので誰も登録者はいませんでしたが「テストする独自のメールアドレスを追加します」をクリックすると、Twitterに登録されている自分のアドレスが自動入力されるようです。
テスト配信する際は、自分のアドレスだけに送信できます。
6. 配信日時を設定
執筆したニュースレターをいつ配信するか設定します。
今回はテスト配信なので「今すぐ送る」にチェックを入れます。
またSNSに配信したことを通知する際の内容も編集できるようです。
今回は「Twitter」にチェックをいれ、内容は触らず通知してみます。
プレビューで最終確認し、問題がなければ「今すぐ送信」をクリックして配信しましょう。
7. 配信完了
配信したニュースレターは「Issues」という項目で確認できます。
ニュースレターのほかにクリック数などアナリティクスも確認できるのはありがたいですね。
だれがどれだけ見ているのか分析ができるので、ニュースレターの質も向上します。
なお、送信したニュースレターは削除できないのでご注意ください。
8. 通知を確認
今回はTwitter上で通知を流す設定をしていました。
大きい画像のTwitterカードが表示されるようですね。
Twitterカードは編集できるのか見てみましたが、わかりませんでした…
このページをご覧になられた詳しい方、ご存じでしたら教えてください(謝罪
今回配信した内容で確認いただけます。
https://www.getrevue.co/profile/chirashiya_tw/issues/weekly-newsletter-of-issue-1-332238※現在は見れません
メリットとデメリット
メリット
メルマガを作成したことがない人でも簡単に配信ができる
難しいHTMLやプログラムなど書かなくても、段落の作成や画像・リンクの貼り付けなど、基本的なツールは揃っているので使いやすいです。
またシンプルなデザインなので、初心者でも触りやすく簡単に配信することができました。
今後の機能拡大に期待
Twitter社がRevueを買収してからまだ、約9日しか経過していません。
日本でも影響力が大きいTwitterと連携し、Revueにも大量のユーザーが流れるかと思います。
今はまだできない機能も、多くのユーザーが要望を出せば便利な機能も増えていくのではないでしょうか?
デメリット
ニュースレターの削除ができない
SNSとは違い、あくまでニュースレターです。
手紙を相手に郵送することと同じで、一度配信したら内容の修正や削除はできません。
ユーザーに間違った情報を与えないよう、配信する際は必ずプレビューで確認をして送信しましょう。
英語が苦手なユーザーは辛い
Revueは日本ではあまり知られていないため、基本的に表示言語は英語です。
英語が極端に苦手な方は使用が難しいかもしれませんが、今回のようにGoogle翻訳機能を使えばある程度は理解・操作できます。日本語対応するまで待ちましょう。
ただしニュースレターを執筆する際はGoogle翻訳を解除しないと入力できませんでした。
まとめ
執筆のための基本的な機能は揃っていますが、ユーザーが増えればもっと多くの機能が追加されるでしょうし、パソコンだけでなくスマホでも活用できるようになるかもしれません。
ニュースレターやメールマガジンを活用できていない方、これから始めたいという方は、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか?