社長が「地元を熱くしたい」と語っていたのが印象的でした。
今後も密にお付き合いをしていただきたいです。
株式会社岐阜フットボールクラブ(FC岐阜)
ご担当:林 様(2014年8月)
岐阜市を中心に岐阜県全域をホームタウンにするJリーグ加盟のプロサッカークラブ「FC岐阜」。2008年にJ2への昇格を果たして以来、地域に根差したクラブとしてJ1昇格を目標に熱い戦いを繰り広げています。FC岐阜の林さんは、企画広報担当として09年の公式ホームページの全面リニューアルを担当。ちらし屋ドットコムとは当時からお付き合いを続けていただいています。
そんな林さんに、ちらし屋ドットコムにご依頼いただいた経緯、実際の使い勝手やご感想などについて伺いました。
トップチームの運営だけでなく、地域イベントをはじめ幅広い活動を展開。
まずは御社の事業内容をお聞かせ下さい。
ご担当林様FC岐阜は、岐阜県唯一のプロサッカーチームとして、サッカーを中心とした事業を展開している会社です。サッカーを核としつつ、とても広い事業形態を持つのが特徴で、プロ選手たちが所属するトップチームの管理・運営のみならず、子どもたちが通うサッカースクール、中学生・高校生・社会人の各チームの管理・運営、ホームゲームの試合興行、小・中学生のグリーンエンジェルスというチアリーディングの管理・運営なども行っています。
とりわけ今シーズンは注目を集めていますね。
ええ、ラモス瑠偉監督が就任し、元日本代表の川口能活選手、三都主アレサンドロ選手という有名な選手が加入したことで、全国的にも注目を集めています。地域に愛されるだけでなく、岐阜という地域を全国に発信できる大きなチャンスだと捉え、全国メディアに積極的に露出しています。
FC岐阜の特色を教えて下さい。
FC岐阜の強みは、地域貢献活動やホームタウン活動を、設立当初からクラブを挙げて積極的に展開しており、昨年は年間およそ560回のホームタウン活動を実施しました。サッカー教室だけでなく、商店街での催しへの参加、幼稚園や小学校の巡回指導、高齢者向け施設でのスポーツ教室、健康づくり教室訪問など、様々な活動を通じて県民の皆さんと触れ合う機会を増やしています。
地元・岐阜への熱い思いと、ウェブ制作の専門会社という安心感に惹かれました。
ちらし屋ドットコムでホームページを制作いただいたのはいつですか?
私はFC岐阜がJリーグに昇格した2008年に入社しましたが、その年の終わり頃に河田社長に初めてお会いし、翌年の2009年に既存のホームページの全面リニューアルをお願いしました。
それまでのホームページでは、どんな点にお困りだったのですか?
当時、アマチュアのカテゴリから、Jリーグというステージに上がることになり、一気に注目度が高まりました。ウェブサイトというのはクラブの顔であり、ファンやサポーターが真っ先に情報を求めに集まる場所です。
だからこそ見やすさが何より大事だと思っていましたが、アマチュア時代のホームページでは、デザイン性、更新のスピード、ツールの使いやすさなど改善したいところがありました。そこで思い切ってちらし屋ドットコムさんにお願いすることにしました。
数あるホームページ制作会社の中で、当社を選んでいただいた理由は?
最初にお会いしたのが河田社長でしたが、当時から「地元を熱くしたい」と語っているのが印象的でした。FC岐阜も地域に根差したプロサッカークラブであるからには、やっぱり地元に貢献したい、地元に愛されたいという思いが非常に強くありました。そんな折にご紹介でちらし屋ドットコムさんを知ったのですが、他県や行政機関とも数多くの実績があり、こちらも安心してお願いすることができました。
記事制作の作業が大幅に効率化でき、スピーディーな情報発信が可能に。
当社のウェブサイトをご利用いただくことで、以前の課題は改善されましたか?
ちらし屋ドットコムさんでウェブサイトを制作いただき、ツールも新しく入れ替えて頂きましたが、これによって私ども広報からの情報発信のスピードが格段に速くなりました。これまでは、原稿をお願いして作って頂き、確認してアップするという流れでしたが、新しいツールを導入したことで、自分たちで容易に作業することができ、情報を出したいタイミングですぐに出せるようになったのです。広報にとって非常に仕事がしやすく、業務が遂行しやすい環境にしていただけたと思います。
何度も確認作業が重なると、その他の業務の継続が難しくなりがちですが、作業がシンプルになったことで、他の仕事に割ける時間が増え、企画や媒体での発信にも時間が取れるようになりました。とても効率が良くなったと実感しています。
ファンやサポーターの方は、ウェブサイトやメルマガを頻繁にご覧になると思いますが、J2に昇格して以降、アクセス数はどのように推移していますか?
やはりアマチュア時代と比べると、数字は格段に上がっています。プロとして注目されることで間違いなくアクセス数は伸びていっていますね。しかも、ホームページをリニューアルした時に、ファンやサポーターの方々から「見やすくなった」「分かりやすくなった」というお声を数多く頂きました。
クラブではなかなか手が届かない部分をちらし屋ドットコムさんにやって頂き、それがファンやサポーターの満足に繋がっているという手応えは十分にあります。特に今年からはアクセス数が飛躍的に上がっており、すでに県内でもトップクラスのアクセス数になっていることから、「安心感」という意味でもウェブサイトの専門会社である御社にお願いしてよかったと感じています。
デジタル・ディバイド(情報格差)の解消が今後の課題です。
会員の方々の年齢層はいかがですか?
年齢層はかなり幅広いです。小学校低学年から90代の方までいますので、サッカークラブとしてはとても珍しいことです。田舎のチームだからこういった傾向があるのかもしれません。
ちなみに名古屋だと、ファン層は30代後半から40代前半がメインです。岐阜の場合はまんべんなくいらしゃいます。世代がものすごく幅広いんですね。ただ、逆にそれが課題になっていまして、いわゆるデジタル・ディバイド(情報格差)が発生しています。60代以降の方々にいかにクラブの情報を届けていくかというのは課題のひとつです。
こういった世代間の情報格差も含めて、ウェブサイトやソーシャルメディアを活用した広報を行う上で、どんなところが課題だとお感じですか?
やはりアマチュア時代と比べると、数字は格段に上がっています。
プロとして注目されることで間違いなくアクセス数は伸びていっていますね。
しかも、ホームページをリニューアルした時に、ファンやサポーターの方々から「見やすくなった」「分かりやすくなった」というお声を数多く頂きました。クラブではなかなか手が届かない部分をちらし屋ドットコムさんにやって頂き、それがファンやサポーターの満足に繋がっているという手応えは十分にあります。特に今年からはアクセス数が飛躍的に上がっており、すでに県内でもトップクラスのアクセス数になっていることから、「安心感」という意味でもウェブサイトの専門会社である御社にお願いしてよかったと感じています。
こういった世代間の情報格差も含めて、ウェブサイトやソーシャルメディアを活用した広報を行う上で、どんなところが課題だとお感じですか?
ファンやサポーター向けにほぼ毎日のように情報を提供していますが、海外のチームなどを見てみると、ファンゾーンの充実をはじめ、いかにウェブサイト内の滞留時間を延ばすか、という仕組みがあります。こうしたものを色々と取り入れていきたいなと。
また、オンラインでのグッズやチケットの販売に繋がるような誘導を強化したいという思いもあります。どうしても従来は、グッズはオンライングッズ、チケットはチケッティングと分かれている部分がありましたので、いろんなところからグッズやチケットに飛べる構造にしたいと思っています。また、いろんな年齢層に対応した情報発信ができないかなとも考えています。
SNSの活用などはいかがですか?
今後はSNSやLINEでの発信も開始したところですが、それぞれの情報の棲み分けがすごく難しくなってきています。これはどのJクラブも感じていることのようですが、公式サイトにアップする情報、Facebookにあげる情報、Twitterにあげる情報、LINEにあげる情報という風に見た時、どこにどの情報をあげるかをクラブ側で選択していかなければいけない。今までは片手間でSNSでの情報発信をやってきましたが、今では担当を置いたりしないと回らなくなっていているのが実情です。
J1昇格を見据えて、岐阜県民がワクワクするような情報を提供していきたい。
私たちもJ1昇格に期待していますが、今後、FC岐阜として将来的に目指すものがあれば教えて下さい。
FC岐阜恩田社長様やはり将来的には、J1昇格を見据えてさまざまなものを準備していかなければいけないと思います。そこに向かって挑戦することで、県民の皆さんにもワクワクしていただけると思うんですね。やはりファンやサポーターの皆さんをたくさん増やすことが、J1への道に繋がっていくと思いますし、スポンサーの企業さんにも喜んで頂けると思います。現在、うちのウェブサイトに何十万人というユーザーがいることを考えると、テレビや新聞、雑誌などの媒体と同じようにFC岐阜のウェブサイトも多くのユーザーを抱えています。こうなると、私たちももっと媒体としての意識を持って情報発信をしていかなければと感じています。だからこそ、ファンやサポーターの方々により楽しんで頂ける情報を発信していきたいと思います。
最後に、ちらし屋ドットコムへの要望や期待があれば教えて下さい。
今後も密にお付き合いをしていただきたいです。地元の企業さんと一緒にやることがクラブにとってもいいことだと思っていますから。うちがどれだけ東京の企業さんとお取引しても事業をしているのは岐阜県ですので、地元企業さんと連携したいと思います。やはり河田社長がおっしゃるように「グローカル」ですよね。それが私たちの生きる術だと思っています。そうやって楽しんでいければいいですよね。あと、ウェブ制作会社さんで、堅すぎる会社だと、気軽に相談しにくいので、お付き合いを続けていくのが辛い(笑)
適度に、いい意味でゆるいというのも大事だと思います。
うちは堅いですよ!(笑)
ゆるゆるです(笑)。更新頻度が高いので、どうしても修正が多かったりすると、お互いに気を使う部分が出てきてしまいます。適度にゆるい方がお互いにいいのかなと思います。本当にいい意味で。そうじゃないと続かないと思いますし、続かないというのはどこかに問題があると思います。
ちらし屋ドットコムさんは、作業も早く、信頼できますし、上手にゆるくお付き合いできるバランス感覚にすぐれた企業さんだと思います。これからも一緒に、ファンの皆さんへ情報をと届けていきたいと思います。
林さん、お忙しい中ありがとうございました!