自宅のデスクより。
自社の業務を「変えたい」というシステム化のご相談を多く頂いています。
今回のご相談は「効率が悪い電話やFAXでの受発注を止めたい。 お客さん自身でネットから注文してほしい」という内容でした。
今回は、対法人(BtoB)ということで、すべてのお客様がいきなり対応頂ける訳ではないでしょうが、
- いつでもどこでも発注できる
- いつでもどこでも受注できる
- データが確実に残る
- データに基づいて効率的な販促が行える
こんなメリットがたくさんありますよね。
(BtoB受発注システムの詳しい話はまた後日にでも)
今回ご相談頂いた企業さんは、建材商品を3万点以上取り扱う企業さんです。
とにかく、お客さんが商品を「簡単に探せる」「簡単に選べる」「簡単に注文できる」ことがまずは基本。
そして「音声での検索」機能も導入する予定です。
技術自体は、さまざまなツールが登場していますので、上手く活用できれば問題なく導入できます。
ただ・・・
よくある電話での発注内容を聞いてみると、
「いつものね!」「いつもの頂戴!」「いつものを、今の現場に届けておいて!」
実に人情味が溢れています(笑。
嫌いではありませんが・・・
このような、今まで担当者とお客さんが「阿吽(あうん)の呼吸」でやりとりしていた業務をシステム化していく訳です。
また、音声で商品を探すとなれば、例えば「ばんそうこう」と音声で検索する人もいれば「バンドエイド」と音声で検索する人もいるでしょうし。
ただ単に、自社の都合だけを考えた「システム化」では上手くいきませんね。
しっかりと自社だけではなく、実際に使ってもらうお客さんの目線でもテスト・検証を繰り返していきましょう!